マスメディアの限界

昨年、福井CMフェスティバル(レポートはこちらをどうぞ。)開催の際お越しくださった、ブーヴィエさんのブログより。

スーパーサイズ・ミー』の映画宣伝で各国を訪れていたモーガン・スパーロック監督が、日本に対して次のような感想を記していたそうです。

アメリカ以上に、日本は文化的に企業の支配に従順だ。そして日本のメディアは特に広告主に対して従属的。」

ハンバーガーを焼いてフライドポテトを売るだけの企業が、人々が見たり聞いたり読んだりするものに影響力をおよぼすことができる。」

この映画については、ネット経由でいつの間にか知っていましたが、確かにマスメディアで見かけた記憶がありません。
大きな企業になれば、自分の不利益になるニュースを流さなくすることができてしまう。ウェブが、こうした大企業によるメディア操作が届かず、かつ、こうした動きに対抗できるメディア機能を持ち続けることを切に願うばかりです。