第4回アップグレードふくい「福井発想源」レポートアップ!

みなさん、こんにちわ。さとう@アップグレードふくい担当です。
先週金曜11月18日に、今年度最後となります、「第4回アップグレードふくい」が行われました。

今回のイベントには、定員30名のところ、41名(関係者含む)の方にご参加いただきました。冷たい雨が降りしきる悪天候の中、お越しいただいたみなさま、本当にありがとうございました。結構当日キャンセルが多くてドキドキしたんですけど(笑)、第2部交流会は今までで最高の盛り上がりだったように感じています。それこそ、時間があっという間に過ぎて行きました。

さて、今回のイベントについて軽くレポートをまとめたいと思います。

講師:弘中 勝氏(ウィンビット)
テーマ:「福井発想源」
 どんなに良いセミナーも実践しなけりゃ意味がない!ビジネスを強化・発展させる発想力実践力とは。
セミナー概要はこちら

情報発信が一番大事!

情報発信に勝る情報収集力はない。これは講師がメルマガ発想源の発刊を通じて経験的にも感じてらっしゃることで、情報を発信することで、受手側からの情報提供があったり、取材の依頼があったり、仕事の依頼があったりという流れにつながっていると。

ニュースレターは、お客様に対しての情報提供。
プレスリリースは、マスコミへの情報提供。
社内広報誌は、社員への情報提供。

こうした情報提供を通じて、さらに自分が情報収集することができる。まずはこうしたことから実践につなげていかなければいけないとおっしゃっていました。特に弘中講師がくちすっぱくセミナーでおっしゃっていたこと(メルマガでも常々書いてらっしゃいますが。)頭で理解したつもりで終わらず、必ず実践につなげること。

最近、読者の方から「気づき」を得ましたなどの感想が来ることが多いらしいのですが、この表現がとっても嫌いだそうです。実践してこその気づきであるとおっしゃりたいのでしょうね。

発想を広げるトレーニング法とは

弘中講師は、セミナーの中で以下のような発想のトレーニング方法を推薦されていました。この手順を踏むことにより、発想の幅がとても大きくなるんだそうです。コツとしては、実現するためのあらゆる制約(お金がないとか、時間がないとか)をまったく考えないようにして、発想を自由にすること。思いつくことを、思いつくままに出しまくる。数こそ命って感じですね(笑)

[1]情報収集により、マーケティング事例を集める。
[2]自分達だったらどうするか考える。(発想の鍛錬)
[3]成功事例で実際にどうしたかを確認する。
[4]成功事例を踏まえた上で、もう一度自分達だったら「どうするか」を考える。

これを、実際の成功事例で実践!すると以下のようになります。このような感じでいくつかの事例を元に会場のみなさん全員でアイディア出しを行って行きました。

[1]マスコミで取り上げられたことを活かすには?
 六本木の焼き鳥屋さん「ひな一」
 全国区のゴールデンタイムに放送されている、「ヘイヘイヘイ」で、芸能人に自分のお店の裏メニューである「水炊き」が紹介されることが決まった。
 このときにお店が行った行動とは?


[2]<ひたすらアイディア出し!>
 参考までに、事務局さとうの例を書いておきます。かなりしょうもないアイディア出しですけど、数が大事ということで数分で書きまくりました。

 ・価格の安い一人用の水炊きメニューを用意。
 ・団体割引を用意。
 ・野菜持ち込みオーケー。
 ・トッピングの種類を増やす。
 ・たくさんのコンロを用意する。
 ・味の種類を増やす
 ・当たりくじ付きにする
 ・焼き鳥とのセットメニューを用意。
 ・店内の温度を低く設定する(暖房を切る)
 ・有名人を招待する。
 ・ご飯サービス。
 ・写真撮影サービス。
 ・食べ放題メニューを用意。
 ・秋田地鶏にあいに行く旅行が当たる。
 ・鍋のそこにクイズを用意。
 ・お店の形を水炊き鍋型にする。
 ・店員を具材の名前で呼ぶ。
 ・ヘイヘイヘイにちなんだ鍋のメニューを作る。



[3]Ans.お店を水炊き屋にしてしまった。

 すごいよなあ。元々焼き鳥なのに(笑)


[4]<ひたすらアイディア出し!>
 ・ポップで水炊きメインのものを作成する。
 ・メニューでしっかり目立たせる。
 ・細かい個室を用意する。
 ・メニュー構成を水炊きにあう食べ物ということで再構成する。

地方のPR方法を考える。

地方も発想一つでいくらでも光らせることが可能である。「徳島県上勝町は、「刺身のつま」で全国有数の産地。山と年寄りしかない町と町外から揶揄されていたが、逆に「山と年寄りならいくらいでもある」という発想の転換で現在の事業を思いついた。

この事例からみると、福井はまだまだPRできるもの一杯ありますよね。

弘中さんは、東京から見ると、正直福井といっても何も発想できないとおっしゃってました。まさにその通りだと思います。でも、その状況こそが最大のチャンスであると。今なら、イメージをさせた人が勝つといっていい。「福井の○○さん」と呼ばれるチャンス。あの人だけ有名になって、などという器量の狭いことをいうのはナンセンス。その人が有名になることが、福井県のPRにつながるのは間違いないのだからと。


あと、弘中さんの本業であるクイジングの中で触れていたことについて一つ。クイズのコンテンツ自体は弘中さんのほうで作成するのではなくて、クライアントに作らせるんだそうです。なぜなら、クライアント自身が誰よりも本業のスペシャリストだから。逆に「100個クイズを作ってください」と言って「無理」という人とは仕事をしないとのことでした。それだけ、自分自身のPRできる要素を自分で見つけられないようでは、人にアピールすることはできないという判断なのだと思います。

実に刺激的なセミナーでした。
講師の弘中さんそして、アシスタントのS嬢。本当にありがとうございました!



福井の復興をかけた、アイディアでまくりの打ち上げ。

後は、第2部交流会もひとしきり盛り上がった後、打ち上げに突入しました。場所は片町弥吉。弥吉にはいつもお世話になってます(笑)

ここでの話の内容は、いやあ今日は楽しかったねといった総括的な話題から、いつのまにか眼鏡フレームの9割が福井県産という話題へ。それが発展し、福井県をアピールするためのアイディア出しに展開して行きました。今想うと、S嬢の大学の研究テーマ「M眼鏡のブランディング戦略」からつながったように記憶してます。

その後は、弘中さん、アシスタントのS嬢、および打ち上げ参加のアップグレードふくいコアメンバー(笑)による、ひたすら一同大爆笑でのアイディア出し。概ね2時間ほどでしたが、大盛り上がりの夜でした。すんごい、盛り上がった。

当日のアイディア出しの中で覚えているものの箇条書き。自分なりに思い出したアイディアを書いておきます。全て実現の方向で動いてみたいと思います(本当か・笑)

特に、来年度弘中さんにこっそりお願いした、「アカデメディア×アップグレードふくい」のコラボ企画はぜひ実現に動きたいです!

・めがね芸人集合(おぎやはぎは必須)
・めがねっ娘コンテスト開催(絶対やりたい! 猫耳はNG(笑))
メガネっ娘を県が認定。
・めがねメイド喫茶の誘致。
 もしくは自主開店(第3セクターで運営か?(笑))
・めがね国民文化祭、めがね体育祭開催
・メガネリレー(バトンがメガネ)
・富士山頂を目指すメガネ駅伝(たすきがメガネ)
・メガネ着用してパラグライダー、スカイダイビング、プロレス
・眼鏡神社建立、眼鏡供養
鯖江市役所職員はメガネ着用義務化
・市役所のお客にはスリッパとめがねを義務付け
・全県的に、眼鏡着用による価格割引制度を導入。(コンタクト不可)
・勝山大仏に、めがね会館のデカめがねモニュメントを移植
・キャッチコピーは「萌える国 福井県」・「萌えよ!福丼」
・クマーの代わりにカニーでアスキーアート
カニにメガネをかける。略してメガニ
・「眼鏡男」で二匹目のドジョウを狙う → もれなく映画化(主役:津田寛治)
・B−BOYならぬF−BOYをファッションに(メンズノンノとタイアップ)
メガネっ娘チャンネル
・とりあえず、meganekko.jpのドメイン取得。
百式管理人さんとヒロナカさんによる萌え系イベント「メガネメディア(もとい、アカデメディア(笑))」の誘致。

さらに会社の休憩時間でブレストした結果をまとめておきます。まだまだあふれんばかりのアイディアが沸いてきて、止まりません!弘中様、ありがとうございます(笑)

鯖江市 → めがね市への市名変更。もしくは県庁所在地のめがね市への移転。もしくは福井市編入の上で、めがね市へ改名。
・「めがねの日」にあわせて、総市民全員で眼鏡着用。
・毎月2回。眼鏡をかけて電車通勤を行う、「パーク・アンド・メガネ」を実施。
鯖江市内にメガネっ子の萌えモニュメントを設置。
・「日本一短い眼鏡への手紙」の開催。
・眼鏡制作の一日体験を行う「越前眼鏡道場」
眼鏡っ子を主役にした、アニメ・ドラマ・映画の誘致。
・メガネ結婚式による割引。(鯖江ティーホテル、めがね会館でも可。新郎・新婦ともにめがね着用で割引率倍増。)
・信号の黄色をなくして、青と赤のみでメガネ形に変更。
・メガネを語尾に使用する、新たな方言を作り出す。
レッサーパンダにももちろんメガネ着用。
・メガネ弁当の開発。
福井空港に、羽田−福井の飛行機を誘致。「萌えジェット」開通。
・市役所の制服を着用した、萌えフィギュアを設置する。(男性職員も同様)
・メガネ博物館。
・メガネ動物園(今現在、動物候補はメガネザルのみか?メガネ大コウモリもいるらしい(新証言))
・新しい市役所を建設。市役所を空から見ると、眼鏡の形をしている。眼鏡パッドの部分が市長室に当たる。
・眼鏡占いを流行させる。
・眼鏡着用を義務付ける新興宗教。(例:幸福の眼鏡)
・TVチャンピオンで眼鏡王を決める(鼻パッドだけでブランドをあてるとか)
・メガネロード(有名人の手形ならぬ眼鏡を床にレリーフ
・眼鏡秘宝館の建設(18禁)
・名刺にメガネ。眼鏡型の名刺。
・メガネ減税。
・メガネ検定の創設。
・入場券がICタグつきメガネ
・メガネつき携帯開発。
ディアゴスティーニ「月刊メガネ」(組み立て)
鯖江限定の地域通貨の設定。「1,000メガネー=1ドル」


 以上、長々とまとめてきましたが、一応今年度のアップグレードふくいはこれで終了となります。現時点で確定ではないのですが、来年も実施の方向で調整中でございます。来年度も今年以上に楽しくて仕事に役立つイベントにしていきたいと思っておりますので、みなさま今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 本当に一年間ありがとうございました!

追伸:
 本ブログは、次の交流会まで約半年間位ありますが、来年度の企画披露を含めまして、細々と更新を続けて行く予定です(笑)